平成30年4月 4名の留学生が栃短へ

交換留学制度による留学生4名が日本文化学科に入学した。4名のうち3名は日語通翻訳科で、1名は歯科衛生科である。多数の協定校の中から本学に4名もの入学希望者がでたことは、本学が日本語・日本文化を学ぶ短大として最適であることの証拠であろう。 4人の志望理由は次のとおりである。
「日本文化とビジネス日本語を学びに」 (キン・ミンジ)
日本に行ったら、まず、日本の文化や生活を肌で感じてみたいです。茶道やおせち料理、また着物など、授業のない週末やサークル活動をとおして体験したいです。私が特に勉強したい日本語は、ビジネスに関する日本語です。また、日本語会話能力をもっと高めたいです。漢陽女子大学を卒業後、日本での就職を考えたら、今度の留学は私の人生において一度だけの機会だと思います。
「日本の会社で働きたい」 (ゴ・ユヒョン)
留学を志望した理由は二つあります。語学力の向上と日本文化を実感することです。 私は将来、日本の会社で働くことを夢見ています。そのためには、正しい敬語を使うことが大事だと思っています。会社で使う敬語やビジネス文書を作れるように勉強したいと思 っています。また、日本語だけでなく日本という国の社会や歴史などにも詳しくなる必要があると思います。そのため、昔の日本人がどんな環境で生活してきたのか学びたいです。
「日本文学と福祉政策のスキルを求めて」 (イ・ユンギョン)
私の専攻は歯科衛生ですが、幼いときから日本語と日本文化に関心がありました。交換留学ができる大学はいくつかありましたが、栃木短大を選んだのは、私が勉強したい文学系列の科目が多かったからです。文学はその言葉を使う人々の歴史や文化、地理といった様々な要素が合わさって完成するものだと考えます。さらに韓国と日本の文学がどう影響し合ってきたのかも勉強したいです。
「日本伝統文化と歴史をもっと」 (イ・スンヨン)
日本の伝統文化の茶道を学んで体験してみたいです。日本の茶道は、‘一期一会’だと聞いたことがあります。‘一期一会’は私が本当に好きな言葉です。道具さえ人に対するように扱う繊細さを通じて、日本文化の奥深い面を見たいです。日本からは文化、マナーなど見習う点が本当に多いと思います。今度の交換留学制度を通じて栃木短期大学で多くのことを学んで経験できる時間を過ごせればと思います。
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