教育について

教育目的

  • 國學院大學設立の精神に則り、人格を陶冶し、必要な専門教育を施し、有用な人材を育成することを目的とする。(学則第1条)
  • 日本文化学科は、日本と日本人の特色ある文化・伝統を正しく学び、異文化との比較・対照化を通して、広い視野をもって社会に貢献できる教養豊かな人材を育成することを目的とする。
    人間教育学科は、子ども教育や健康教育など人間教育の専門知識を教授し、保育・教育現場や地域社会と連携した実践指導を通して、子どもの資質・能力の開発や生活健康の創造に貢献できる指導者を育成することを目的とする。
    (学則第2条3)

教育目標

日本文化学科
  1. 日本と日本人の特色ある文化・伝統を正しく学び、誠実で感性豊かな教養人を育てる。
  2. 教養的基礎知識と専門的知識と技術を修得し、社会に貢献できる有用な人材を育てる。
  3. 国際化・情報化、多様化する現代社会の変化に対応できる柔軟な人となるように教育する。
人間教育学科
  1. 人間としてより豊かに成⻑し、人々に深く働きかけ、教育や福祉に貢献できる人材を育てる。
  2. 家庭生活を科学的に探究し、生活の質を充実・向上させる社会人を育てる。
  3. 情報を適切に受け止め、判断し、行動できる自立した人材を育てる。
  4. 日本の優れた伝統や文化を尊重し、個性豊かな文化の創造と世界の平和に貢献できる人材を育てる。

学習成果

全学
  1. 日本固有の優れた文化・国⺠性を理解し、教養人として日本文化を説明できる。
  2. 専門分野の学問について、客観的事実に基づいて論理的に思考し、適切に説明・表現できる。
  3. 多様な価値観を理解し、主体性と協働意識をもった社会人として世界で活動できる。
日本文化学科
  1. 日本文化の特質を、多様な文化との比較・交流により、総合的(文学・言語・経済・歴史など)に説明できる。
  2. 各専門分野の学びを基にして、卒業研究・ゼミ論を論理的に作成できる。
  3. 教養科目と専門科目の学習を通じて、幅広い視野・知識・技能とコミュニケーション能力を身につけ、希望の進路に進むことができる。
人間教育学科
  1. 日本の優れた文化・伝統を踏まえて、人間形成に関わる科目および家庭や社会生活に関わる科目を学習して、主体的・理論的および実践的探究を行い、知識と技能を身につけることができる。
  2. 保育士・教員・医療管理秘書士・フードスペシャリストなどの免許・資格を取得し、専門職としての知識と技能をいかして、他者とのコミュニケーション能力・判断力・表現力・実践力および協働性を発揮することができる。
  3. 学習成果をより向上・発展させるために、多様な価値観に対する理解と協働意識をもって異文化に目を向け、目指す進路に挑むことができる。

三つの方針

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

全学
  1. 培った教養を社会生活においていかすことができる。
  2. 自立した職業人として主体的に判断することができる。
  3. 情報を適切に受けとめ、行動に結びつけることができる。
  4. 国際化時代を意識し、世界の人々と共生することができる。
日本文化学科

本学科において、次の要件を満たした者に短期大学士(日本文化学)を授与する。

  1. 日本と日本人の特色ある文化・伝統を正しく理解し、日本語による自己表現ができる。
  2. 主体的に学び、基礎力とキャリア形成力を身につけることができる。
  3. 国際化・情報化など多様化する現代社会の変化に、自ら判断して対応することができる。
人間教育学科

本学科において、次の要件を満たした者に短期大学士(人間教育学)を授与する。

  1. 保育所および幼稚園、小学校、中学校、社会福祉施設等での実習により、実践力と責任感を身につけることができる。
  2. 幼児・児童教育の重要性を認識し、幼児・児童の個性や能力を伸長する指導技術を身につけることができる。
  3. 人間の成長と家庭生活に深く関わる食生活や衣生活・住生活について学び、健康と生活の領域における専門的知識や技術を修得し、実践的技術を身につけることができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

全学
  1. 「神道概論Ⅰ(神道と日本文化)」と「日本語リテラシー」を教養科目の全学必修科目とする。
  2. 基礎的な知識の修得を目指す基礎科目と、各学科・フィールドの専門的な科目を有機的に結びつけたカリキュラムを提供する。
  3. 個々の学生が取得を希望する資格、あるいは自らのキャリアプランに応じたカリキュラムを整える。
日本文化学科
  1. 本学科の教育方針と特色を理解するために「日本文化学科概説」を設ける。
  2. 日本文化を学ぶうえで必要な教養や研究方法を身につけて探求力を養い、その成果として卒業研究やゼミ論が作成できるようなカリキュラムを編成する。
  3. 日本と外国を比較しながらそれぞれの歴史・文化・生活を深く理解して、国際感覚を高めるためのカリキュラムを編成する。
  4. 各フィールドの専門性を高め、教職、司書、学芸員、ビジネス系などの有用な資格を取得することのできるカリキュラムを用意する。
人間教育学科
  1. 本学科の特色を理解するために「人間教育学科概説」を設ける。
  2. 本学科は、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、養護教諭、中学校家庭科教諭および健康教育と家庭生活の専門家になる資格を取得するカリキュラムを編成する。
  3. 乳幼児期から初等教育、中等教育期に至る乳幼児・児童・生徒の発達を促す教育の理論および健康で創造的な生活を営む理論を学び、これらのスキルを養い、高めるためのカリキュラムを編成する。
  4. 日本語および外国語を学びながら、その歴史・文化・生活など異文化に目を向け、国際感覚を育てるためのカリキュラムを用意する。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

全学
  1. 建学の精神を理解し、本学での学修をとおして、社会に貢献できる知識と技術を身につけようとする学生。
  2. 日本文化や伝統を大切にし、培った教養を社会生活においていかそうと努力する学生。
  3. 本学で学ぶ目的意識をもつとともに、多様な好奇心や関心をもち、社会人として必須のマナーを身につけた学生。
  4. 各学科での教育課程の学修を理解し、関連技術の修得に必要な基礎的学力を有する学生。
日本文化学科
  1. 建学の精神を理解し、日本の文学や言語、歴史に興味関心を示す学生。
  2. 本学科が定める教育課程における学修すべき内容を十分に理解することのできる学力を有する学生。
  3. 日本と外国の文化の比較をとおして、情報社会に対応したコミュニケーションの重要性を認識している学生。
  4. 学習した知識や修得した技術をとおして、地域社会に貢献する意欲を持っている学生。
人間教育学科
  1. 建学の精神を理解し、保育者・教育者・健康教育・家庭生活に関わる専門家として強い志向を有する学生。
  2. 「人間教育」という理念に共鳴し、自ら学ぼうとする学習意欲を有し、教育への関心と理解があり、高いコミュニケーション能力を保持するとともに、保育・教育・家庭生活等の領域において専門的な知識と技術の修得を目指している学生。
  3. 学科が定める教育課程に基づく人間教育に関する教養を総合的に身につけていくための基礎学力を有する学生。

交流協定大学

韓国 漢陽女子大學校

2007年、本学と韓国の漢陽女子大學校との間で教育・学術交流協定が締結され、実務日本語科の語学研修学生を迎えての交流会を実現するなど、学生同士が相互の文化に触れる有効な機会を提供しています。
2013年には、新たに「交換学生プログラム」が始動しました。これにより双方の大学に6か月間交流学生として留学し、そこで取得した単位数は、母校での卒業に要する単位数として読み替え認定をすることが可能になりました。

韓国

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