神像(鎌倉時代)
 崇敬の対象とする神々の像を彫刻したもので、木像が最も多い。神像は仏像の影響をうけて奈良末期より流行の兆しがあらわれた。現存する最古の神像は京都市松尾神社の男女一対像で、平安初期の作とみられる。平安時代に盛行し、鎌倉時代以降は仏教との融和により僧形八幡をはじめとする種々の垂迹像が盛んに作られた。
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